商品を設計して製造する場合、完全オーダーの一品ものと
カタログ販売などの量産もので生産技術も異なります。
ここでは年間数千~数十万台程度の量産型商品をイメージして
量産準備の生産技術を考えます。
量産型商品では、部品を安価に大量につくることが求められます。
金属部品は、プレス金型を利用した板金設計が望ましく
樹脂部品は、射出成型金型を利用した設計が望ましいです。
量産準備フローのイメージ(顧客要求仕様と原理確認済みの前提)
1)製品仕様の仮決定(図面、仕様書、部品表など)
2)材料、加工方法、設備の検討
3)内製と購入部品の検討
4)検討結果を反映して製品仕様の決定
5)加工先にて試作と条件確認
6)評価(要求仕様の再現確認)
7)量産開始